より大きな地図でウガンダ・ルワンダMAPを表示
これらの国立公園を一躍有名にしたのはマウンテンゴリラを観察するゴリラトレッキングです。マウンテンゴリラは、一時乱獲によって絶滅の危機に瀕していました。しかし20世紀中頃から科学的な研究が進められるようになり、映画「愛は霧のかなたに」でも描かれているように、アメリカ人動物学者ダイアン・フォッシーによって本格的な保護運動が開始されました。
現在では、密猟者から守るためにレンジャー達が毎日ゴリラを観察しています。
1990年頃から保護されたマウンテンゴリラを観察するゴリラトレッキングはこの2カ国の観光の目玉となり、国の外貨獲得の大きな産業となっていきました。1994年~1998年の間、ルワンダでは国内の情勢不安により国立公園も閉鎖されていましたが、1999年7月に再開されることとなり、現在ではヨーロッパを中心に多くの動物ファンの憧れの場所となっています。
>>ウガンダ・ルワンダの見どころMAPはこちら ゴリラトレッキングでは標高2,000m以上の山の中を歩き、野生のマウンテンゴリラを探します。
ゴリラは毎日移動するため、どの位歩くか、どのルートを歩くかは当日まで分かりません。
歩き始めて30分位で出会う場合もあれば、片道2~3時間歩くこともあります。
道なき山中を、草をかき分けて登ってゆくこともありますので、装備はしっかりとご準備ください。
【ゴリラトレッキングの装備】
防寒具(フリース、ジャンパー等)/雨具(上下セパレート式のしっかりした物)/底のしっかりした防水性の靴 (トレッキングシューズ等)/帽子・サングラス/手袋(軍手可)/水筒(ミネラルウォーター)/虫除けスプレー(ガス式でないもの)/カメラ、ビデオ、双眼鏡
朝7時、ゴリラトレッキングの事務所からスタートします。その日にゴリラトレッキングに参加する観光客が集まり、事務所で手続きを行ないます。そこで、レンジャー達によってどのゴリラのグループに行くかが割り当てられます。残念ながらグループを観光客が指定することはできなくなっています。各グループに分かれて、レンジャーから訪れるゴリラの家族構成やゴリラ観察の諸注意などが説明されます。風邪をひいたりしているとトレッキングに参加させてもらえないかもしれないので体調管理には十分に気をつけてください。車で山の麓へ向かい、トレッキングスタートです。
トレッキング中は15ドル程度で専属のポーターを雇うことも可能できます。荷物を持ってくれたり、険しい山道で手を引っ張ってくれたりとお手伝いをしてくれます。ゴリラは毎日移動するため、どの位歩くかは分かりません。そして、ゴリラは必ずしも歩きやすい道にいるわけではありません。そのため、険しい森の中をかけ分けて山の中を進んで行く事も多いのです。道中、トラッカーからレンジャーへ何度も連絡が入り、その指示に従いながら最短距離でゴリラの群れを目指します。
【動画】無邪気に遊ぶマウンテンゴリラの子供
ゴリラは約800万年前にヒトと進化の枝分かれをしたと言われています。人類に最も近い霊長類の一種で、DNAの約97%を人間と共有していると言われています。基本的に草食動物で、植物の果実や葉、茎、根などを食し、大人の雄になると1日34kgものエサを食べるのです。通常、8頭~30頭位までの、家族を基本とするグループで暮します。若い雄ゴリラは全身の毛が真っ黒でブラックバックと呼ばれ、大人になると背中の毛が白くなり、シルバーバックと呼ばれる様になります。群れの構成は通常大人の雄1頭と数頭のメス、その子供たちで形成されます。群れのリーダーがシルバーバックです。マウンテンゴリラはウガンダ、ルワンダ、コンゴの3カ国にまたがるヴィルンガ火山群に生息しています。マウンテンゴリラは標高2,000m~4,000m程の高山に暮し、湿度が多く、気温の低い森の中を好みます。マウンテンゴリラは特定の住処を持たず、毎日食べ物を探しながら移動しています。一日のほとんどを食べ物探しと食事に費やし、夕方に適当な場所を見つけて寝床とします。いったん寝床に入ると朝までは動きません。
ウガンダ・ルワンダの魅力はマウンテン・ゴリラだけではありません!弊社の団体ツアーでは2カ国の魅力をコンパクトにまとめた「ウガンダ・ルワンダ マウンテンゴリラ&ゴールデンモンキートレッキング」を設定しています。まず、ルワンダのヴォルカン国立公園では専用のレンジャーと共に、東アフリカ地溝帯にのみ生息する希少種・ゴールデンモンキーを観察するトレッキングをお楽しみいただきます。雨季明けの11月や4月頃には、新しく生えてきた竹の子を一生懸命掘り出して食べる姿もご覧いただけるかもしれません。ウガンダの西側、エドワード湖の東端とそれに連なるジョージ湖を含むクイーンエリザベス国立公園には、ライオンやアフリカゾウ、バッファローなどの大型動物、ウガンダコーブやクドゥなどの草食動物が生息しています。サファリドライブと共に、カジンガ水路のクルーズではカバの群れやアフリカハゲコウ、ペリカンなどの多くの水鳥が観察できます。エンテベからほど近いマバンバ湿地では、野生のハシビロコウを観察。マウンテンゴリラと出会う貴重な体験と共に、2カ国の大自然を体感していただける充実のコース内容となっています。
Q黄熱病の予防接種証明書(イエローカード)は必要ですか?ウガンダ・ルワンダ両国を訪れる場合は必ず必要です。個人旅行でウガンダのみを訪れる場合は予防接種は義務ではありませんが、お受けになられることをお勧めしています。 |
Qマラリアへの対策はどのようなものがありますか?最も大切なことは蚊にさされないようにする事です。長袖、長ズボンの着用、虫除け薬の使用などをしっかりとお願いします。予防薬もございますが、副作用もあり、所定の医師の診断を受けた上で服用ください。服用したとしても必ずしもマラリアに感染しないという訳ではありませんので、蚊にさされない対策は必ずお願いします。 |
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Qゴリラトレッキングではどのくらい歩きますか?マウンテン・ゴリラは毎日移動するため、どのくらい歩くかははっきりとはご案内できません。 通常は片道1時間~3時間位です。場合によっては急な斜面や草を掻き分けて登っていく事もありますので、しっかりとしたハイキングシューズやトレッキングシューズをご準備ください。 |
Qポーターを雇うことはできますか?ゴリラトレッキングの際は、山麓から現地のポーターを雇うことが可能です。費用は15ドル程度です。 但し、カメラなどの壊れやすいものや貴重品はご自身でお持ちください。 |
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Q食事はどのようなものでしょうか?ツアーでご参加の場合、ほとんどはホテルやロッジのレストランが中心となります。朝食はパンに卵料理、紅茶やコーヒー、 昼食、夕食はスープやサラダの前菜にメインが肉料理や魚料理で、西洋料理風の食事がほとんどです。 昼食はサンドイッチなどのお弁当になる日もあります。 |
Qスーツケースで参加することができますか?大型ではなく、中型サイズ以下のスーツケースならご参加可能です。小型車での移動となり、荷物の積込みスペースに限りがありますので、皆様のご協力をお願いします。 |
● 添乗員同行で行く ウガンダ・ルワンダツアー
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東アフリカの多様な野生動物を観察する自然紀行。ヴォルカン国立公園でゴールデンモンキー、ブウィンディ原生国立公園で野生のマウンテンゴリラ、マバンバ湿地でハシビロコウを観察。日数8日間 料金888,000~948,000円 【7名様限定】
● 個人旅行で行く ウガンダ・ルワンダツアー
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