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世界最大の落差を誇る滝 エンジェルフォール(ギアナ高地)

南米の大自然特集パンフレット

エンジェルフォールとは

 総面積120万k㎡のギアナ高地は、その一部の3万k㎡をカナイマ国立公園として世界自然遺産(1994年)に登録されています。
国立公園の北西辺りに位置し、標高2560mのアウヤン・テプイと呼ばれる広大な卓状台地(テーブルマウンテン)からエンジェルフォールは流れ落ちています。
世界最大を誇るその落差が979mもあるために滝つぼがなく、水は途中で霧になってしまいます。
エンジェルフォールが世界的に知られるようになったのは、アメリカ人探検飛行家、ジミー・エンジェルの紹介によります。つまり、名前の由来は、ジミー・エンジェルの名にちなむもので、「天使の滝」という意味ではありません。世界中の旅人を魅了してやまない、憧れの場所の1つです。

英語名:Angel Falls  スペイン語名:Salto Ángel
落差:979m 水系:オリノコ川(南米大陸第3の大河)
所在地:ギアナ高地 カナイマ国立公園(ベネズエラ)

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エンジェルフォールの行き方


カラオ川をボートで進む

カナイマからカラオ川を経てチュルン川をボートで遡り、
エンジェルフォールを目指します。アウヤン・テプイの切り立った
断崖を見ながら4時間ほど進むと、エンジェルフォールの
麓のキャンプ場に到着します。

エンジェルフォールへ向かうための拠点となるカナイマ村からボートに乗り込みます。ボートは屋根のない簡素な造りで、板を渡しただけのベンチに2人掛けで座っていただきます。

ボートで15分ほど走ると、マユパの早瀬という場所で一度ボートを下船します。ここはその名のごとく、蛇行している川の流れが急で危険なので、30分~45分ほど歩かなければなりません。

再びボートに乗り、さらに30分ほど走ったところにある、「幸せの滝つぼ」と呼ばれる滝を見ながら、ランチタイム。幸せの滝つぼに足を浸けてみたり、川で泳いだりすることもできます。

そして、長時間のボートクルーズの末、キャンプ場到着の20分前頃になってやっとエンジェルフォールの姿が正面に見えた瞬間、誰もが感嘆の声を漏らします。

こうして、カナイマを発って約4時間、宿泊地となるキャンプ場に到着します。到着したら、夕食の準備ができるまで、思う存分、エンジェルフォールの雄大な景色をお楽しみください。
    ※乗船中に使いたいもの(カメラ、水など)と使わないものに、あらかじめ分けておいていただきます。乗船中に使わない荷物はボートの後方にまとめ、乗船中にそこから新たに荷物を取り出すことはできません。
    西遊旅行のツアーでは、スーツケースでご参加いただけることも特長ですが、サンタ・エレナを発つ際にスーツケースは残し、空港に着いた時に引き取ります。そのため、カナイマ、エンジェルフォールへ向かう2泊3日用の荷物が入る鞄が別途必要になります。

滝を見ながらハンモックで宿泊

キャンプ場のハンモックには、蚊帳と毛布を備え付けています(プライベートな空間はないため、アイマスクと耳栓が役に立ちます)。しかし、どうやって眠ればいいのか判らない…。と、不安な方も多いと思いますが、現地でハンモックの眠り方を伝授しますのでご安心ください。実際ツアーで初めてハンモックを体験する方もたくさんいますが、旅の疲れからか「思いのほかよく眠れた」というご意見が大半です。発電機で電灯を点けますので夜間は電気が一切消えてしまいますが、ギアナ高地の大自然の中に溶け込める、一生忘れられない一夜となることでしょう。


西遊旅行のツアー最大の特長は、エンジェルフォールの麓でのキャンプ泊です。一般的なツアーのカナイマからの日帰り観光だと、往復12時間かけての強行軍になります。しかもハイシーズンの展望台は、観光客
だらけな事も多く、展望台は狭いため順番待ちなんて事もしばしば。
しかし、キャンプ泊にすれば早朝に出発しますので、展望台を
独占
でき、気兼ねなくエンジェルフォールを眺めていることが
できます!さらに、観光シーズンの雨季は、雲がかかる
ことも多いエンジェルフォール。これもキャンプ泊なら、
その雄姿を必ずご覧いただけ、心行くまで堪能して
いただけます。また、エンジェルフォールは東側を
向いていますので、目覚めと共に朝日で美しく照ら
される姿
を見る事も、キャンプ泊の特権です!

早起きをしていざ展望台へ

早起きをして朝陽に染まるエンジェルフォールをキャンプ場から見た後、朝食を摂って展望台へ!縦横無尽に広がる木の根やゴロゴロ転がっている大きな石に足を取られ、倒れた木を跨ぎ、くぐり、後半には長い登り坂に息を切らせ、スタートして2時間あまり、その道は険しいものです。しかし、展望台から見上げるエンジェルフォールの姿に、疲れなんか一瞬で吹き飛ぶことでしょう。

●1泊2日エンジェルフォールキャンプへの持ち物

ハイキングシューズ(軽登山靴なら尚良)、ビーチシューズ、サンダル、上下セパレート式のレインコート、デイパック、タオル、帽子、1泊分の着替え、長袖・長ズボン、懐中電灯、洗面具一式、サングラス、軍手、水筒、水着、虫除けスプレー、蚊取り線香等
※荷物はビニール袋で包むなどの防水対策が必要です。
※キャンプ場ではカメラの充電はできません。





ツアー担当者の声

「エンジェルフォールだけがギアナ高地ではありません。」

ギアナ高地は日本から遠い場所です。だからこそ、西遊旅行のツアーでは、少しでも多くのギアナ高地の表情を見ていただきたく、満足必至、欲張りな内容でご案内しています!
エンジェルフォール麓のキャンプ場でのハンモック体験は言わずもがなですが、カナイマ国立公園の東側には標高1,400m級のグラン・サバナという大平原が広がり、国立公園最高峰のロライマ山があります。西遊旅行のツアーでは、ヘリコプターでロライマ山の山上へもご案内します。ロライマ山と隣のクケナン山の山上にしか生息していない、恐竜時代からの生き残りとされる原始的なカエル、オレオフリネラを探してみるのも楽しみです。 歩いて堪能するツアーとして、ヘリコプターで上がり山上でキャンプをして、徒歩で下山する「秘境・ギアナ高地を歩く ロライマ山ヘリトレックとエンジェルフォール」もあります。
17億年の歳月が築いた奇跡。「地球最後の秘境」と呼ばれるにふさわしいロマンと冒険心を掻き立ててくれる場所。
ギアナ高地が皆さんを待っています。是非訪れてみてください!

ギアナ高地 フォトギャラリー


キャンプ地から見るエンジェルフォールの夜明け

直下の展望台よりエンジェルフォールを望む(9月)

エンジェルフォール遊覧飛行

パライ・テプイから望む朝霧の中のクケナン・テプイとロライマ山(右)

チャーターヘリコプターにて、一気にロライマ山の山頂を目指す

遊覧飛行で迫力あるロライマ山を眼の前に眺める

山頂台地より1,000m直下のグランサバナを望む

碧玉の岩盤でできたハスペの滝

カナイマ湖とカナイマ五滝

グランサバナで最も美しい滝とされるチナクの滝(アポンワオ)

滝の裏側を歩くことができるサポの滝

ギアナ高地 動画ギャラリー

【動画】ロライマ山ヘリフライト



【動画】エンジェルフォール展望台へのトレッキングや遊覧飛行

エンジェルフォールツアー 一覧

秘境ギアナ高地をゆく

心ゆくまでその雄姿を眺めることができるエンジェルフォール・キャンプ泊と高確率で遊覧飛行が可能なパライ・テプイのロッジ泊。ゆとりある日程で行くギアナ高地の旅。
日数11日間 料金718,000~798,000円
 

ギアナ高地ハイライト ロライマ山ヘリフライトとエンジェルフォール

ギアナ高地が誇る二大絶景スポットの旅をコンパクトな日程で実現!
日数9日間 料金698,000~758,000円

秘境ギアナ高地とレンソイス

純白の白砂漠と碧き湖レンソイス、テーブルマウンテン聳える秘境ギアナ高地、雄大なエンジェルフォール、3つの遊覧飛行で南米の大自然を堪能。
日数12日間 料金858,000~898,000円
 

ギアナ高地アドベンチャー

ロライマ山上へヘリコプターで往復し、山上でキャンプ泊!エンジェルフォールでは、遊覧飛行や間近に展望を楽しむキャンプ泊を満喫。
日数12日間 料金778,000~788,000円

【トレッキング】秘境ギアナ高地 ロライマ山ヘリトレックとエンジェルフォール

山頂台地に滞在し、SF小説「ロスト・ワールド」の世界に3連泊。エンジェルフォールでは滝壺近くのキャンプ泊で、絶景を心ゆくまで堪能。
日数15日間 料金798,000円
 

【トレッキング】原始境アウヤン・テプイとエンジェルフォール直上ヘリランディング

ヘリフライトでギアナ高地最大のテーブルマウンテンであるアウヤン・テプイ山頂へ。さらに、エンジェルフォールが流れ落ち始める直上ポイントにヘリで着陸。
日数10日間 料金848,000円

サリサリニャーマ・エクスペディション

ギアナ高地の中で最も隔絶したテプイ・サリサリニャーマの陥没穴にヘリコプターで降りる探検旅行!陥没穴では野天泊、地上から孤立した世界を体感します。
日数12日間 料金1,320,000円
   

 

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